今回は子ども達の保育をより良くするための職員研修の様子をお伝えします。
先日、「保育のデザイン研究所」の川辺尚子先生と、お茶の水女子大学こども園に見学に行かせて頂きました。
園内の環境や子ども主体の保育の形を、様々な視点から見る事が出来、とても充実した時間となりました。
保育室は歳児ごとの発達に合わせて緻密な環境設定が組み込まれており、子ども達もとても伸び伸びとした様子で過ごしていました。
乳児クラスでは手作りおもちゃが多く、手先を使えるように、感触を楽しめるように、どんな音が聞こえるかなど
一つひとつに保育者の想いが込められていました。
このようにとても身近な廃材で簡単に作ることが出来ます。
幼児クラスでは、子どもの主体性を存分に生かした保育を行っていました。
制作コーナーでは
子ども達が必要な物を自由にとり出せるコーナーや、
画材室をのぞいて見ると、子どもの背丈に合う高さの位置に色々な大きさの空き箱や素材が用意されていました。
ここから、子ども達は作りたいものをイメージし、自分で必要な量を考えて物を取り出して行くそうです。
必然と自分で考えて行動するという力が身についていく事が分かります。
今回学んだことを聖光三ツ藤保育園の中の保育の中に取り入れていきながら、保育の質を高めていきたいと思います。